2008年6月11日水曜日

格差社会論(再録) (内田樹の研究室)

格差社会論(再録) (内田樹の研究室): "今回の秋葉原の事件に「格差社会下層」に自分を「格付け」するという「物語」が深く関与していることにはどなたも異論がないだろう。
私は以前そのような「物語」が瀰漫することに、とりわけそれが「政治的に正しい」説明原理として称揚されることについてその危険を指摘したことがある。
『神奈川大学評論』という大学紀要に寄稿したものであるので、大学関係者以外には読まれた方はほとんどおられないであろうから、ここに再録する。"
読んでみた。

至極もっともなことであると思う。ところが(この記事のコメント欄を見ても)これをもっともと思わない人が多い(いや大多数なのである)。日本は「銭ベース」での平等をポリティカリーコレクトとする社会主義国家なのか。なんだか絶望的な気持ちになる。

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